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アイドルと恋人契約
第2章 一週間目
帰宅して、件のドラマを見て、画面越しの翔を見て。
やはり夢だったのでは、と思い始めた頃ケータイが鳴った。
LINEのメッセージが一件。開くとそれは、翔からだった。
今日はありがとう。これからよろしくね。
そっけない文章、しかしそれが翔からとなると、それだけで変な声が出そうになる。
「嘘、うそうそ、どうしよう」
本当に翔からメッセージが届いたことに動揺して、一ヶ月の契約をした相手が、本当に翔なのだとようやく現実を受け入れられるようになってくる。心臓がドキドキしてたまらない。
何度も打っては消し、打っては消しを繰り返し、
こちらこそありがとうございます。
これから宜しくお願いします♪
そんな変哲もない文章を送ったのは、メッセージが届いてから30分後のことだった。
やはり夢だったのでは、と思い始めた頃ケータイが鳴った。
LINEのメッセージが一件。開くとそれは、翔からだった。
今日はありがとう。これからよろしくね。
そっけない文章、しかしそれが翔からとなると、それだけで変な声が出そうになる。
「嘘、うそうそ、どうしよう」
本当に翔からメッセージが届いたことに動揺して、一ヶ月の契約をした相手が、本当に翔なのだとようやく現実を受け入れられるようになってくる。心臓がドキドキしてたまらない。
何度も打っては消し、打っては消しを繰り返し、
こちらこそありがとうございます。
これから宜しくお願いします♪
そんな変哲もない文章を送ったのは、メッセージが届いてから30分後のことだった。