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アイドルと恋人契約
第2章 一週間目
「えっ、本当?」
みずきの言葉に、翔がパッと振り向いた。
嬉しそうな表情をした翔に、思わずどきりとする。そんなかお、テレビではあまり見たことがない。
「このお店、結構行ってて。人気なものは大体買っちゃうんです」
最寄駅にはそれなりに大きなショップが入っていて、品揃えも豊富だ。
小さい店舗と違って人気なものは大体揃っているそこで、みずきはよく買い物をする。
ネットで口コミを見るとすぐに欲しくなってしまうのだ。
「翔さんと同じものを使ってるなんて、なんだか嬉しいです」
へへ、と思わず頰が緩む。翔も優しく微笑んでくれて、少しだけ緊張がほぐれたような気がした。
ソファに促され腰掛けると、翔がカップを二つ持ってくる。
それも同じ店のもので、翔のイメージとのギャップに少し驚いた。
そんなみずきに気付いたのか、翔が照れたように軽く笑む。こと、と机に置かれたカップからは湯気がふんわりと立っていて、紅茶の香りが漂ってきた。
みずきの言葉に、翔がパッと振り向いた。
嬉しそうな表情をした翔に、思わずどきりとする。そんなかお、テレビではあまり見たことがない。
「このお店、結構行ってて。人気なものは大体買っちゃうんです」
最寄駅にはそれなりに大きなショップが入っていて、品揃えも豊富だ。
小さい店舗と違って人気なものは大体揃っているそこで、みずきはよく買い物をする。
ネットで口コミを見るとすぐに欲しくなってしまうのだ。
「翔さんと同じものを使ってるなんて、なんだか嬉しいです」
へへ、と思わず頰が緩む。翔も優しく微笑んでくれて、少しだけ緊張がほぐれたような気がした。
ソファに促され腰掛けると、翔がカップを二つ持ってくる。
それも同じ店のもので、翔のイメージとのギャップに少し驚いた。
そんなみずきに気付いたのか、翔が照れたように軽く笑む。こと、と机に置かれたカップからは湯気がふんわりと立っていて、紅茶の香りが漂ってきた。