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アイドルと恋人契約
第2章 一週間目
「えっ?」
思わず声をあげたみずきの前に、翔が立っていた。
翔が内側から扉を開けたのだ。
「いらっしゃい、みずきちゃん」
黒のTシャツにジーンズというラフな格好をした翔が、すぐ目の前にいて、自分を迎えてくれている。
それだけで落ち着けたはずの心が突然騒ぎだし、顔が熱くなっていく。
「入って」
翔の後について部屋に入ると、ふんわりとオレンジの香りがした。
「におい大丈夫?さっきまでアロマをたいてて……」
「あ、これ、私も使ってます」
ソファの前、ローテーブルの上に丸い機械が置いてある。
それは、みずきがよく行くショップのアロマディフューザー。ネットでも話題になっていた、安くて品の良いロングセラーものだ。
横に置いてあるアロマの小瓶もみずきが一番最初に買ったものと同じだった。
思わず声をあげたみずきの前に、翔が立っていた。
翔が内側から扉を開けたのだ。
「いらっしゃい、みずきちゃん」
黒のTシャツにジーンズというラフな格好をした翔が、すぐ目の前にいて、自分を迎えてくれている。
それだけで落ち着けたはずの心が突然騒ぎだし、顔が熱くなっていく。
「入って」
翔の後について部屋に入ると、ふんわりとオレンジの香りがした。
「におい大丈夫?さっきまでアロマをたいてて……」
「あ、これ、私も使ってます」
ソファの前、ローテーブルの上に丸い機械が置いてある。
それは、みずきがよく行くショップのアロマディフューザー。ネットでも話題になっていた、安くて品の良いロングセラーものだ。
横に置いてあるアロマの小瓶もみずきが一番最初に買ったものと同じだった。