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ちょうちょ
第3章 ストーリー2

次の日、私はあの教授の研究室にいた。

「先生。昨日の授業のことで質問があります」

座っている教授に近づいて、つまずいた振りをして胸を肩に押し当てる。

「あ、すみません。」

何事もなかったかのように質問をするけど、昨日よりも視線を感じる。
唐突に攻めてみる。

「先生。私の胸見てますよね?」

「見てない!何を言ってるんだ君は」
教授が動揺する。

「見てもいいですよ」

「は…?」

「私。先生のこと、ずっとカッコイイなって思ってました。私にそういう興味があるならむしろ嬉しいです」

嘘八百だけど、教授に悪いことはしていない。この展開はwin-winのはずだ。

「なんというか、先生が良いなら、先生としたいくらいです」
ストレートに伝えてみる。
これは本心だ。「きもちいいこと」がしたい。
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