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ちょうちょ
第5章 ストーリー3
…ムラッムラするわっ!
帰り道、歩きながらの妄想を終えた由衣は、下着の湿りを感じながらも、路上で触る訳にはいかないもどかしさでいっぱいになった。
早く家に帰ろうと思ったのか、足が速まる。
しかし、スタスタの100mほど歩いたところで止まった。
鞄からスマートフォンを取り出して、メッセージアプリを起動し、メッセージを入力する。
ー今日会えませんか?
送信すると、一旦スマホを閉まって。
先程とは違う方向に歩き出す。
近くの喫茶店に辿りつき、席に着いてりんごジュースを注文し、もう一度スマホを開いた。
メッセージが届いている。
ー夕方くらいからなら大丈夫だよ
また文字を打ち込む。
ー駅で待ち合わせで大丈夫ですか?
送信。