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ちょうちょ
第8章 ストーリー5

駅の改札に着くと、たつきがすでに待っていた。

「ごめんなさい!遅くなりました」
優香に見つかると面倒なので、由衣は時間ギリギリまでトイレに立てこもっていたのだ。

「いやいや、時間ぴったりじゃん。さすが」

「すみません。友達が近くにいるので、移動したいです」

「なるほどね、じゃあ急ごう」

駅前のホテルに行くまで気が気じゃなかったが、声をかけられることなく辿りつくことができた。

ホテルの部屋に入ると、由衣は冷蔵庫にしまおうとマカロンを取り出す。

「なにそれ?」

「お菓子です。後で食べましょう」

「えー。ありがとう。楽しみだなぁ」
たつきは、嬉しそうに言った。甘い物が好きなのだ。

「シャワー浴びてきて良いですか?」

「どうぞ」

由衣は脱衣所の前の扉を閉めて服を脱ぐ、全て脱ぎ捨てたところで、思い出したかのようにドアをあけて、たつきの方に顔を覗かせる。

「先に食べちゃダメですよ?」

たつきは「当たり前だろ」と笑っていた。
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