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ちょうちょ
第9章 [官能] 浴室で
たつきの唇が由衣の耳元に移動すると、そっとその縁を舌でなぞった。
「んっっ、っは、あ、あ」
由衣の甘い声と、下半身からは、お湯ではないヌチヌチとした音が浴室に響く。
「たつきさんっ、イキそう…もう、イッちゃう」
「俺もイキそう…」
たつきは腰の動きを速める。
空いた手で由衣のクリトリスを緩やかに数回撫でてやると、由衣の力が抜けた。
慌てて腕に力をいれて体を支えながら、たつきもドクドクと由衣の中で脈打つ。
そのまま2人でしゃがみ込んだ。
ハアハアという、たつきと由衣の荒い息遣いだけが聞こえる。
湯冷めも出来ないくらい火照り続ける体をしばらく冷ました。