この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ちょうちょ
第10章 ストーリー6

「クリスマスは用事あるの?」

たつきは由衣に聞いた。

「はい。彼氏のいない友達たちと非リア会をします」

由衣は笑いながら答える。

「…そっか。楽しんで」

一瞬間を置いて、たつきも笑いながら返した。

「このイヤリングつけて行きます!気に入っちゃいました」

「それは良かった。俺と会うときもつけて来てよ」

「もちろんです」

「あのさ…」と前置いてたつきが聞く。
「彼氏が欲しいとかは思わないの?」

「んー。…彼氏がいなくても、たつきさんみたいな人がいれば満足です」
由衣は戸惑いながら伝える。

「ふーん。でもさ、恋人って体だけのものじゃないじゃん」

由衣は考えこんでしまう。

「…そういうのが欲しくなる瞬間って、あんまり無いんですよね」

「…そっか」

たつきは神妙な顔で呟いた。
それを見て、由衣はさらに考えこんでしまう。

やがて、部屋に広がる微妙な空気をかき消すように、たつきはニヤリと笑いながら、由衣のバスローブをはだけさせて言った。

「…2回戦目する?」
/64ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ