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ちょうちょ
第12章 [官能] 男性主体
「…っ…ん」
たつきは束ねた由衣の手を右手で掴み、由衣の頭の上で抑えつけながら深く口付けた。
由衣の舌を絡めとり、たまに歯列をなぞる。
少し離れると再び戻ってきて、由衣の上唇を自身の唇で挟みながら、舌で舐める。
たつきが空いた手で由衣の耳の縁をなぞると、由衣の吐息が深くなる。
耳から手を離し、由衣の下半身を探るとそこは、ぐっしょりと湿っていた。
「…ぐちゃぐちゃだよ?興奮してたの?」
「…ん、、っ」
由衣はゆっくりと頷いた。
たつきは由衣の入り口にソフトに触れながら、キスを続ける。
もともと、すぐに挿入するつもりだった由衣は良いように焦らされる。
「…っん…たつき…さん。…ん…中…は?」
たつきは聞こえないふりをした。