この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
キズ×ナデ【Hな傷跡と仮初の愛撫】
第3章  たもつ 


「どっ、どうしたの?」

 すぐ近くの顔を見つめながら聞くけど、身体に受ける感触から、既になにをされているのかは理解していた。

「昨夜は先に寝てしまって、ごめんなさい。だから――」

 更に圧力をかけて密着した胸の弾力が、僕の心臓をこれでもかと脈動させる。

「とりあえず、待って!」

 そう、このままではマズイ。なにがどうしたよりも先に、まずは岬ちゃんの〝右手〟の動きを止めてもらわなければならない。

「待って?」

 そう言って小首を傾げた彼女は、とりあえずその動きを止めてくれた。それでも僕の股間をリズミカルに擦っていた右手は、まだパンツの上からギンギンになった肉棒を掴んだままである。

「ということは、気持ちよくないという意味でしょうか?」

「そ、そうじゃないけど……」

 むしろ気持ちよすぎて、もう少し続けられたら……。

「とりあえず起きるから。ちょっと、離れてくれないかな?」

 そう言うと、岬ちゃんは不服そうに視線をそららした。

「わたし、言いました。均くんにもしてあげたいって……今までは、してもらうばかりだったから」

「そ、そんなこと気にしなくていいんだ」

「よくありません!」

 珍しく張り上げた声に、思わず怯んだ。

「こ……これでも、いろいろと調べたんです。男の人が気持ちよくなること。だから、一番感じる瞬間だって……」

 岬ちゃんは視線を逸らすと、恥ずかしさで唇を震わせた。

「わたしだって、均くんを気持ちよく……その、つまり……射精させて、あげたい」

/376ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ