この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
キズ×ナデ【Hな傷跡と仮初の愛撫】
第3章  たもつ 


 再び視線を合わせて、とんでもないことを告げられている。その刺激的な言葉に、それを言った岬ちゃんの表情に、新たな興奮が全身にはしった。

 快感の矛先のような股間が一段大きくビクンと脈打ち、宣言通りにされてしまうのも時間の問題だと自覚する。

 おそらく同じことを掴んだ右手で察し、岬ちゃんはゆっくりと柔らかな動きを再開する。下着の上から、掌で撫でつけるように……。

「くっ……岬ちゃん、やめて」

「どうしてですか? 均くんの、とっても……なんていうか、こうなるのって、気持ちいいからだって、女のわたしにもわかります。それくらい、熱くなって……」

「そうだけど、だからって……」

「本当に嫌なら、わたしを押しのけてでも、やめさせるのではないでしょうか? でも、そうはしてない」

「そ、それは……」

「均くんは、迷ってます。こんな風に弄ばれるのが、恥ずかしいから?」

「もちろん、恥ずかしいし。そ、それに――」

「前もその前も、わたしばかり恥ずかしいところ見られてしまっています。ぴんと立った乳首も、ぐっしょりと濡らした下着だって……」

「確かに、以前の僕は調子に乗ってた。だからって、岬ちゃんが同じようにする必要はないよ」

「違うんです。こうしてみて、はじめてわかります。今、わたし自身も興奮してるってこと――すごく」

 確かに、その息づかいが荒い。

/376ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ