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第14章 坊主の性欲。

『ん…？　んんん？　これって…マイマイのセットが包まれていた新聞紙だよなぁ？　えっ？なんでこの新聞紙使ってるんだ？』

アツノブが発見したのは
Angel　Wifeからの梱包ではない部分
つまり
マイマイがいったん
Angel　Wifeへと送付したであろう
4点セットそのものを包んでいた新聞紙だった


毎朝新聞田舎地区版………。

それは
まさにこの田舎町の新聞の地方版の部分
つまり
マイマイが住んでいるのも
この地区であるということだ！


『えっ？マジ？　ええっ！マジかっ！！』

あまりの偶然に
アツノブは
思わず万ションの一室で叫び声を上げてしまった。


『憧れのマイマイが、この町の…この田舎町のどこかに住んでいる？！』
アツノブはそう呟くと
考え始めた…。


アツノブが住職をする篤願寺は
この受講がそれほど多くない
田舎町地区の集落の
大半の世帯の菩提寺としての立場を持つ


ということは…
『ぐふっ…！　も、も、も、もし、もしか、もしかしたら………　マイマイってうちの檀家のどこかの家の若奥さんかぁ？　ﾊｧﾊｧﾊｧ…　なんかリアルに興奮してきた…　探したい！探し当てたい…　ﾊｧﾊｧﾊｧ』

アツノブのなかに
禁断の感情が溢れはじめた。

もちろん
このじ事実を
マイコは知らない。