この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
義妹(いもうと) 舞ちゃん
第4章 はじめまして。
斎場の仮眠室は
タイスケの思っていたよりも綺麗で
ここが斎場ですと
教えてもらわなければ
ホテルの一室のようだった。
突然の弟の訃報に触れ
無我夢中で田舎を飛び出して
慣れない高速道路を約5時間
ほどんどノンストップで
クルマで走ったからか
布団の上に
寝転がると…
睡魔が一気にタイスケを包み込んだ
眠りに落ちる間際…
あのマイコさんっていう娘さん
まだ若いのに
しっかりしてるなぁ…
言葉遣いも丁寧だし…
キョウスケ…
お前いったいどうやって
あの子のハートを掴んだんだ?
お前は
都会に出てから
どんな人生を歩んでいた?
知りたい…
お前にとって
俺は口うるさい歳の離れた
格好悪い兄貴だったのか?
それだけだったのか…?
キョウスケ…
お前が田舎を出ていってからの
約4年間を…
知りた………い………。
そんなことを思いながら
タイスケは眠りにおちた。
タイスケの思っていたよりも綺麗で
ここが斎場ですと
教えてもらわなければ
ホテルの一室のようだった。
突然の弟の訃報に触れ
無我夢中で田舎を飛び出して
慣れない高速道路を約5時間
ほどんどノンストップで
クルマで走ったからか
布団の上に
寝転がると…
睡魔が一気にタイスケを包み込んだ
眠りに落ちる間際…
あのマイコさんっていう娘さん
まだ若いのに
しっかりしてるなぁ…
言葉遣いも丁寧だし…
キョウスケ…
お前いったいどうやって
あの子のハートを掴んだんだ?
お前は
都会に出てから
どんな人生を歩んでいた?
知りたい…
お前にとって
俺は口うるさい歳の離れた
格好悪い兄貴だったのか?
それだけだったのか…?
キョウスケ…
お前が田舎を出ていってからの
約4年間を…
知りた………い………。
そんなことを思いながら
タイスケは眠りにおちた。