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秘密の師範と内緒の愛弟子(ビスカスさんのサイドストーリー)
第3章 少年の秘密

「『療術家はハゲかデブかインポのどれかが治せれば、一生食うに困らない』というのが師匠の遺言で家訓なのですが、それも、禁止なのでしょうか?」
「……ンポ……だとぉぉぉおおおおおおおおおおお!?!?!?!?」

(インポって、インポってっ……!!女の子が口にする言葉じゃ、無いでしょうが!!そんなんジャナの口から聞いたら、むしろ立たなくなるでしょうがっ!!!!ってかそもそも、普通の女の子はそんな単語知らねぇだろうがぁあああああ!!!!師匠今すぐ墓から出て来いやオラぁあああああああ!!!!)

 ウバシは心の中で悪口雑言の限りを尽くして、ジャナの師匠を呪いました。

「禁止よ、禁止っ!禁止に決まってるでしょうがっ!!少なくとも口に出すのは、いろんな意味で、厳禁よっ!!!!」
「……はあ……」
「どうしても忘れたくない家訓なら、紙に書いて引き出しに入れて鍵かけて、寝る前に声を出さずに唱える位にしときなさいっ!条件は、以上っっっ!!」
「……理解致しました。宜しくお願い致します。」

 そう、神妙に頷かれながら。
 ウバシは自分の選択の前途多難さを思ってしまって、うっすら寒気がしておりました。
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