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秘密の師範と内緒の愛弟子(ビスカスさんのサイドストーリー)
第5章 閑話 兄弟子夫婦のその夜の話

「分かりやすでしょ?!男同士が有るんなら、女同士だって有んでしょうがよ!!」
「えっ?!」

(……なんっでこんなに初心いんだよ、俺の奥方様ぁ……!!)

 そこまではっきり言ってもよく飲み込めぬ様子のローゼルに、ビスカスは言葉を重ねました。

「あのですね?殿方同士で致す奴等が居んなら、ご婦人同士で致す奴等も居んですってば!!」
「なっ…………!!」

 ローゼルは、見ていて可哀想なくらい真っ青になり、その後に、酷く真っ赤になりました。
 その真っ赤になった耳に、ビスカスは意地の悪い一言を吹き込みました。

「……ジャナと一緒に、寝たかったんでしょ?」

「ばっ……!!」

 ローゼルは囁きにびくりとしましたが、意味を理解するや否や、椅子を倒さんばかりの勢いで立ち上がりました。

「馬鹿馬鹿馬鹿馬鹿っ!!!!そんな意味の訳、無いじゃ……ぁん!」
「……『夜の満足』……」

 ビスカスは立ち上がったローゼルの胸に両手を当てて、難しい顔で呟きました。

「えっ、何っ……何で、手っ……?」

 手は、胸に置かれているだけです。揉んだり撫でたり摘まんだりしている訳では、有りません。
 ただ触られているだけなのに、柔らかくくつろいでいたローゼルの胸の先端は、次第にそわそわと固く尖って行きました。

「ん、やっ……」
「足りねーんじゃねんですか?」
「え、っ……」
「別に動かしてもいねーのに、触っただけで、こんな風になるなんざ……俺との『夜の満足』が、足りてねーんじゃねーですか?」
「ちがっ……」

 ますます恥ずかしくなる様な事を囁かれ、ローゼルは涙目でビスカスを睨み付けました。
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