この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
プロポーズ体験売り出します
第6章 いよいよ、3番目のお客様
本社ビルに急に呼ばれていったまり恵ちゃんの代わりに
俺が聞き取りをするよう言われた。
そう、とうとう一人前の従業員としての初仕事を命じられたのだ。

任された嬉しさももちろんだけど、それ以上に俺の心を揺さぶっていること、
それは相手が水神さんだということ。
普段挨拶を交わしたりちょっとしたおしゃべりをするだけのご近所さんに
どんな大人の事情があるのか。
それをこの耳で直接聞くことができるわけだ。
興奮する。でもガツガツしたところを見せないように
いつも通りにクールな俺でいなきゃ。

ゆったりとした余裕の動作でコーヒーを淹れ、クッキーをガラスの小鉢に盛り、
お客の前に置いて今度はパソコンとタブレットの用意。
それでも少々テンパりは隠せない。
そんな俺の動きを面白そうに眼で追う水神さんの前に座るまでに
何度テーブルの脚に突っかかったことか。

「本日水神様の担当をさせていただきます菱沼です。
 不慣れですがどうぞよろしくお願いします。
 ではさっそく、水神さんはなんでプロポーズ体験をしたいと思ったんですか?」
/116ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ