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第6章 俺の好きな人

孝ちゃんからは当たり前なんだけど・・・・。


お誕生日おめでとう・・・なんて連絡はなく。


でもその代わりと言っちゃなんだけど、


今朝ラインが来ていて、


『来週家の査定をしてもらう』


だと～ッ！！！！


ハイハイ勝手にどーーーぞ！！！！




孝ちゃんは結局・・・都内に住んでいるのかな。


彼女と・・・。


子供と・・・。




ッて、何気にしてるんだ～ッ！！！！！


いや、別にそういう気にしてる・・・じゃなくって～・・・。


もしも・・・・。


街中で逢ったら・・・って思うじゃない。


私は一人で歩いてて・・・向こうは家族3人で楽しそうに歩いてて・・・とかッ？？？


なんか嫌じゃない！！！！




でもそういう時・・・皆見て見ぬふりするんだよね。


きっと・・・。



私はきっと出来ない・・・。



まだ好きとかじゃない。


未練もない。



でもきっと・・・・。






隠れちゃう・・・・。