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ナズナ~貴方の隣にいさせて❤️
第17章 宮君の違う顔




香菜side



・・・・・・ッ???????


宮君ッ?????


井上さんは椅子やら柱やらにぶつかりながら・・・・慌てて逃げて行った・・・・。


宮君はポケットに手を入れたままその姿をジッと・・・・睨んでいて・・・・。


私・・・。


なんか・・・。


声かけられないッ・・・・。




私も椅子から立ち上がり・・・宮君の直ぐ後ろに立ち・・・宮君に触れて良いのか・・・分からないの・・・。



手を出し・・・触れようか・・・触れまいか・・・一回手をまた引っ込めると・・・・。



宮君が私の手首を掴み・・・・。



「ちょっと出よう???」


??????


外に出ることを想定していない為、コートを着ていない私ッ・・・・。


「あっ・・外行くならコートッ・・・・」


そう言うと・・・宮君はニッコリ笑って・・・。


自分のスーツのジャケットを脱ぎ私の肩にかけ・・・。



「直ぐそこだから・・・・」



??????//////////////




宮君ッ・・・寒くないのかなッ・・・・



宮君が連れてきたのは・・・会社直ぐ近くのカラオケ屋・・・・。


えっ?!


カラオケッ???


今からカラオケッ?!



「1時間で!!!!」


受付を済ませ・・・・。


奥のエレベーターに行き・・・・・。



何故かマイクが入った籠を持ってる宮君。



歌いたかった?!



もしかしてストレス溜まってるッ?????




ッて・・・宮君の顔をジッと見ていると、エレベーターのドアが開き・・・宮君は私の手を握って中へ・・・・。




「宮君ッ・・・歌いたい気分ッ????発散したいものあったッ????」



私が迷惑ばかりかけるから???


私ストレスの元になってるのかなッ??????




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