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ナズナ~貴方の隣にいさせて❤️
第32章 生きたかった
敏夫side(香菜の父)
賢を喫煙所に連れて行き・・・・。
俺はタバコに火をつけた・・・・。
賢は何だか知らないが、最近香菜も吸ってた電子タバコか???なんか焦げ臭いにおいの物を吸った・・・(笑)
「お前何でここに居るんだ????」
大体わかってるけど・・・。
一応聞いてみる。
賢は大分泣いたのか・・・腫れた目で俺を見て・・・・。
「俺今・・・香菜さんと同じ会社に居るんです・・・・」
・・・・・(笑)
「そうか・・・てかお前泣いたのか?」
ポケットからハンカチを出し賢に渡すと・・・・。
賢は笑って・・・。
「泣くなって・・・オジサンに言われてたのに~・・・ダメですね・・・(笑)」
そう言って俺のハンカチでまた目を擦った。
「そーだ、・・・男は親が死んだとき??・・・お前の場合は爺ちゃん婆ちゃんが死んだときだけ泣け!後は嫁さんだな~・・・・」
賢は煙を吐きながら・・・・。
「俺・・・香菜さんが大好きなんです・・・・」
・・・・・(笑)
知ってたよ。
お前がストーカー並みに香菜が帰ってきた時・・・家を覗いてるのはな~ッ(笑)(笑)
いつか逮捕してやろうって思ってたッ!!!!(笑)