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ナズナ~貴方の隣にいさせて❤️
第32章 生きたかった
・・・・・・・。
あ・・・・・。
「ぁあっ!?」
目を開けると・・・・俺の目の前には・・・・。
淳さん・・・。
「デケーーーー・・・声上げんじゃねぇよ・・・・」
・・・・・・・。
俺ッ・・・・。
「香菜はッ?!」
今自分が何でここに居るのかよく分からず・・・布団を捲って起き上がると・・・・。
淳さんは俺の横に座って・・・・。
「てかお前・・・スッゲェ――――寝ててさ・・・・今何時だと思ってんの?」
はっ?!
時計を慌ててみると・・・あれっ!!時計ないッ!!!!
時計の代わりに点滴。
淳さんは俺の目の前に・・・ロレックスの時計を見せて来て・・・・。
「15時!!!!寝すぎなんだけどッ!お前は中坊かッ?!(笑)(笑)」
・・・・・・ッ??????
「てか香菜はッ?!」
また淳さんの腕を掴み言うと・・・・。
「あーーーうるせーーーなぁ・・・・、今~・・・先生が検査だなんだって行ったり来たりしてて~・・・・」
えっ・・・・・。
「意識はあるみたいだから・・・・安心しろッ・・・・・」