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あなたからは逃げられない
第14章 久々の彼のぬくもり

龍輝さんはしかめっ面…
「は?なんでそんなもの飲むの?」
「だって避妊にもなるし…
それに龍輝さん性欲強すぎて付けるの忘れることありそうだもん。」
「ってか体に良くないだろ。」
「うーん。でも治療として飲んでる人もいるみたいだし奈々は飲んでるって。彼氏が付けてくれないから妊娠しないように飲んでるって言ってたよ。」
奈々は彼氏がつけてとお願いしてもつけてくれないからと自らちゃんとしたいって病院に相談して飲んでるって言っていた。
「いや、ちゃんとするから。体に負担かかるようなことはしないでくれ。」
「うん...でも今日みたいな事あったら…」
「ごめん。気をつけるから。」
龍輝さんはこう言ったけど私は今度病院に行って相談してみようと決めた。
今の時代生命を守るため、望まない妊娠をさせないために女の子側も策を打たないといけないと高校の授業で言っていたことを思い出す。
広い胸板に顔をつけ頭を撫でてもらっていると睡魔が襲ってきたからそのまま眠ることにした。
明日は昼過ぎからアパートに帰ることにしているから…
卒業までにアパートを片付けて新生活と共に彼のマンションでの生活もスタートさせることになる。

