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あなたからは逃げられない
第15章 新生活への準備



目の前にある彼の指には糸が引くほどの液が絡んでいた。
自分の中があんなに濡れてしまっていたのかと思うと恥ずかしくて堪らない…


「やっ!恥ずかしい…」

「俺はすげぇ嬉しい。葉月がこんなに感じてくれるんだと思うとたまんねぇ!」


龍輝さんはそう言って私をシャワーで流しバスタブの中へと入るように誘導してくれた。
それから自分で髪や体を洗うと私が入っていたバスタブの中に入ってきて後ろから抱っこしてくれる。

触れ合っている部分が熱く感じてきて心地よくもなってくる。


「卒業だな。」

「そうだね。なんかちょっと寂しい…
奈々や理央には会えるけどほかの友達に会えないのは寂しいな。」

他のことも遊ぼうと思えば遊ぶことは出来るけどだいたいは話したりする程度だ。


「葉月と一緒に入社することが決まった子は?」


龍輝さんが言うその子は面接の時に一緒に行った。
けど私はその子には自分を曝け出そうとは思えなかった。

特に何かあった訳じゃないけど奈々の話によると高校時代に結構陰湿なイジメを行っていた主犯の女の子らしい。
だから当たり障りのない位の付き合いしかしなかった。


「へぇー、要注意人物ってことか。」

少し真剣な眼差しの龍輝さんにコテっと頭を付けた。




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