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あなたからは逃げられない
第15章 新生活への準備



「奈々こそ斎藤くんとどうなのよ?!」

人のことは平気なくせに自分のことになるとアタフタする奈々はすごく可愛く見える。
顔を真っ赤にして私のことはほっといてよ!とプンプンしていた。


そんな奈々を見るのが今日が最後。
もう毎日会えないと思うとすごく寂しくなってしまった。


教室にいくと理央はもう来ていてみんなで写真を撮ったり話したり…


校内アナウンスで講堂に集合するようにと言われた...


とうとう卒業してしまう。

2年間の学校生活はすごく楽しかった。
なかなか就職が決まらなくて辛かったりもしたけどそれはそれで思い出だったりする。

式典の間もずっと思い出しては鼻をすすったり笑ったり…


修了証をもらって壇上を降りようとした時ある人の姿が目に入る。



そこには朝私を送り出してくれた人
就職先の社長でパパの会社の人であり

…私の大好きな人の姿だった。



顔を見ると笑ってこっちに向かい手を振っていた。
私は目に溜まっていた涙が止まることなく溢れてしまった。



小鳥遊葉月
本日で青蘭短期大学を卒業します。


関わってくれた皆さんに感謝しますと心の中で言って式典を終えた。




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