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あなたからは逃げられない
第18章 ふたりへの制裁は...


「光星遅い!!」

龍輝さんがそう言ったのは霧島貿易の顧問弁護士橘光星さんだ。

そして私を見てニコッと笑って一人がけのソファーに腰を下ろす。それと同時に松井さんは奥へと姿を消した。


『遅くなりました。弁護士の橘です。』

『なんで弁護士なのよ!』

『女性なんですから少しは静かにお話出来ませんか?
これからは霧島に代わり私が代理人として話をしていきます。』


すると奥からコーヒーを準備してきた松井さん。
そしてコーヒーを差し出すとその隣にスマホが一台置かれた。

あのスマホは藤堂さんがずっと動画を撮っていたもの。だから藤堂さんのスマホに間違いない。


『これはあなたのスマホで間違いありませんか?』

『そうよ!』

『では開いてデータを確認させて下さい。』

『無理に決まってるでしょ?プライバシーの侵害よ?弁護士なら分かるでしょ?』


松井さんが持ってきてくれたコーヒーを飲むと橘さんは落ち着いた様子で話を続ける。

『あなたからは見せていただけないようですので私が見させていただきます。』

『は?やめてよ!勝手に私のスマホ触んないで!!』

『そうですか?では彼女に被害届を出してもらったあとスマホを警察の人に調べてもらいましょう。これは私がこのまま預かり届けて構いませんよね?』




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