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あなたからは逃げられない
第2章 捕えられた私

私はシャワーを出し全身に水をかけシャンプーをしトリートメントをしながら、用意してくれていたボディタオルで石鹸を泡立てて洗った。
すごくいい香りがするボディソープでほのかにバラの香りがする。
泡立てた泡もキメが細かくて肌が潤いそうだった。
この石鹸どこかで…
私は懐かしいような気分になっていた。
いつか嗅いだことのあるような香りだったから。
でも気にするのはやめて体を綺麗にしてから丸くて大きいバスタブに入る。
ためてある温度もちょうど良くて気持ちよくてウトウトしちゃう。
ふと隣を見るとジェットバスのボタンがあり、弱めにして当てていると意識が離れていってしまった。
「きもち…いぃな...」
私はどれくらい眠っていたのだろう。
気が付いた時には隣に龍輝さんがいた。
「!!!!きゃっーーー!!」
乳白色のお湯だから裸を見られた訳では無いけれどなぜか大きな声を出してしまった。
「っ!うるせぇな。やっと起きたか?」
「あの…いつから居るんですか?」
それに気付かなかった私も私だけど、女性の入浴中に堂々も入ってきた龍輝さんにも反省をしてもらいたかった。

