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あなたからは逃げられない
第20章 会社での変化

『少し前に連絡がありまして、葉月様がでけると思うからと。』
「はぁ、、すみません。すぐに終わらせるのでお願いします。」
『ゆっくりで構いませんよ。お荷物も部屋まで運びますから。』
本当なら自分の車で買い物に行けば何も気を遣うことはないのにと思う。でも今車の鍵は龍輝さんに没収されている。悪いことなんてしてないのにさ、、
でも今は橘さんが来るというを聞いて頭の中はレシピしか浮かばない。あまり時間が無いから凝ったものは作ることが出来ないけど手を抜きたくないから頭はフル稼働なの。
大河原さんとスーパーに着き一緒に回ってくれることになった。龍輝さんとたまに来ているスーパーだ。
色々買い込みレジに並んでいるといつものレジのおばさんはびっくりした顔をし衝撃的な発言をした。
『あら、今日はお父さんと買い物?』
.........。
お父さん?
しばらくして大河原さんが爆笑。つられて私も爆笑してしまった。
「お父さんじゃないですよ?!彼の運転手さんです。」
『あー、あの高身長イケメンの??』
私はうんうん、と頷くとおばさんはごめんなさいねー!と大河原さんに謝っていた。
そしてレジを終え二人でまた笑った。

