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あなたからは逃げられない
第22章 あなたと二人で...

「お前はあんな人がいるところで何を言い出すんだ?」
「だって2人のときだと証人がいないでしょ?あそこだったらみんないるから」
「ふーん。でも今日は早めに帰んねぇといけねぇからもういい。」
そうこの後二人で約束している場所へと向かわないといけない。忙しい彼を連れていくのはなかなか難しいから今日は絶対と思いながら定時まで仕事を続けた。
仕事を終えてあるレストランへと足を運ぶとそこにはパパとママが待っていた。弟の陽介もいて久しぶりに再会した気分だった。
まずは食事をとパパの言葉に龍輝さんは会長としてパパとしてうまく接していた。
食事を終えたあと龍輝さんは話をし始めた。
「先日プロポーズさせてもらいました。いいお返事を頂けたので結婚したいと思ってます。」
『結婚?!』『あら!』
パパは何も言わず陽介はビックリしママは喜んでくれているように見えた。
そりゃそうだろう。付き合ってまだ一年。研修が終わって付き合って一年の記念日の日朝起きると左手薬指にめちゃくちゃ大きなダイヤが付いた指輪が装着されていた。
「結婚しようか?」
いつも俺様でドSだから人の意見なんて聞かないはずなのに私に意見を求めてきた。

