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あなたからは逃げられない
第22章 あなたと二人で...

ビックリしているとリビングまで連れてこられダイニングの椅子に座らせる龍輝さん。目の前には朝にしては立派すぎる朝食がズラッと並んでいた。
「私毎朝こんな朝ごはん作れないよ?」
「いや、今日は走りに行こうと思ったら雨が降り出して戻ってきたから時間があっただけ。」
「まだ一人前の秘書になれてないよ?」
「秘書をしながら共に成長できたらよくね?」
「まだまだ子供なのに…」
「たまにな。でもそれでも一生一緒にいたい。」
朝からすごいことが起きて分かりましたと言っていた私がいた。
それから私の左手薬指には大きなダイヤが光り続けている。それを見てママは素敵!!と眺めているし陽介は放心状態だ。
『君たち二人が決めたことなら私は応援するよ。葉月、幸せになりなさい。龍輝、娘を頼むよ』
パパの言葉に嬉しくて涙が出てきた。隣でママは私頭を撫ででくれた。
そして私たちは今年は恋人でいて来年から夫婦として共にすることを決めた。
そしてクリスマスを目前の今日家族に報告を終えた。
そして今年のクリスマスは龍輝さんがびっくりするような食事を作ってやろうと決めている。今から色々考えるのが楽しみになっている。

