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あなたからは逃げられない
第4章 気持ちを込めたお料理



もう気にしていると料理の準備が出来ないから考えるのをやめた。

もうすぐお昼の時間だからパントリーにパスタがあったから冷蔵庫のベーコンと卵と牛乳でカルボナーラを作ることにした。

「大河原さんもお昼一緒に食べませんか?」

誘ってみたのに大河原さんは毎日奥さんの作る愛妻弁当らしい。いつ呼び出しがあってもいいように車で食べると言って出ていってしまった。


私はお鍋にお湯を沸かしてパスタを茹でる。
その間にベーコンを切って卵を溶き準備を。

きゅうりと人参があったから野菜スティックとして食べる。
あ、ここ金山寺味噌ない…

仕方ないからドレッシングにすることにした。

まだお昼になったばかりだし夜ご飯作る時間でもない。
そもそも龍輝さんは何時頃戻ってくるのかすら分からない...


しばらくしてテレビを付けていた私はソファでうとうとしているとインターホンがなった。

そこには大河原さんが映っていた。

「はい。」

『社長からもう帰ると連絡がありましたので迎えに行って参ります。一時間程で帰ってきますので...』


え?もうそんな時間?!

私は慌ててとけいをみてみるがまだ14時を過ぎたところだった。



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