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あなたからは逃げられない
第5章 買い物デートへ

やっぱり私の足に当たる感覚はさっきと変わっていなかった。
自分でもここまで大胆だとは思ってもいないようなことを口にしてしまった。
「あの…辛くないの?」
「何が?」
「これ...」
私は手を後ろに回し彼の大きくなったモノに触ってしまった。
その瞬間龍輝さんは腰を引き慌てていた。
「バカっ!お前触るなっ!」
一瞬触れただけだけどすごくかたくて大きかった。
「だって辛いんでしょ?」
こんなことを聞く私は本当にどうかしていると思う。
まだ経験がないけれど奈々からいろいろ聞かされていて男の人はこうなると我慢するのが辛いと。
『奈々が女の子の日だったし口でしてあげたの』
奈々がそう言っていたのを思い出した。
「ほっとけばおさまる。今まだお試しだからやったりしない。まだ⠀【お試し】だからな。」
すごくお試しという部分を強調されたような気がした。でも確かにお試しで付き合っているけど私は龍輝さんに惹かれているのは間違いない。
「あの...口でしようか??」
龍輝さんは驚いて何でそんな事?!と驚いていた。
そりゃそうだよね。経験のない私がそんな事言ったんだから。

