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あなたからは逃げられない
第5章 買い物デートへ

「もう寝るぞ。明日はいろいろ買いたいものがあるから。
夜にはちゃんと家に送る。一日付き合えよ。」
そっか。月曜日からは学校だし龍輝さんも会社がある。
奈々と理央にちゃんと話さないと...
「うん。寝る…何か落ち着くから眠くなっちゃった...」
目を擦りながら言うと彼は少しだけ私を離しまた深いキスをしてきた。
「んっ...んん…っぁ」
「嬉しすぎて止めたくないけど…
葉月...」
もう寝ろと言って私の頭を腕の上に置き反対の手をお腹の上に回しておやすみと言ってくれた。
だから私もおやすみと言い目を閉じた。
好きになって私のことを好きになってくれるとこんな心地いいものなら今まではそうじゃなかったんだと思う。
龍輝さんに合う女の人になりたいな...
そんなことを考えながら眠りについた。
.........
寝室の窓から明るい日差しが入ってきて目が覚めてしまった。
相変わらず龍輝さんは私を腕枕し手がちゃんと乗っているから寝相がいいのだと一人で思っているとギシッとベッドが軋む音がし目覚めた龍輝さん。
目を開けて私と目が合ったからだろう。一瞬驚いた顔をしていた。

