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あなたからは逃げられない
第6章 友人への紹介



『お待たせー!これ俺のオススメだから葉月ちゃんたくさん食べてね。
はい、龍はこれね』


私の前にはシーフードがたくさん乗った薄生地のピザが運ばれてきた。大きさも小さなお皿に乗るくらいの大きさで何枚か食べられそうなくらいの大きさだ。


「美味しそうっ!」

『そう?食べてみて!これ一人で3枚くらいは食べられる大きさだからいろいろ持ってくるね。食べられなかったら龍に食わせといたらいいから!』


龍輝さんの前にもありそれは具があまりないチーズたっぷりのピザだった。


『あれね龍のお気に入り。チーズたっぷりピザ』

小さな声で瞬さんが教えてくれた。どうやら龍輝さんはチーズが大好きみたい。

ノンアルコールカクテルを飲みながらそのピザを嬉しそうに食べている。私も瞬さんが持ってきてくれたシーフードピザを一口食べた。


「んー!!美味しいっ!」

『よかったー!たくさん食べてね。リクエストあったら作るけど?』

「私生ハムとコーンが好きなんです。」

『あ!俺も生ハム好きー!美味いよね?!』

瞬さんと会話していると前にいる龍輝さんは瞬さんを睨み、出ていけよ。と一言。

えー、葉月ちゃんと話したいのにー、と言いながらも部屋から出ていった。



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