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あなたからは逃げられない
第6章 友人への紹介

朝早い時間に目が覚めてしまった。
でも今から二度寝をすると確実に起きられない気がしたから起きてお弁当を作ることにした。
学食でもよかったけど冷蔵庫の中のものを消費しないといけないからご飯を炊いてお弁当を作る。
龍輝さんは今日もランニングに行くのかな。
時計を見ると彼が起きるような時間だったからLINEだけ送ることにした。
【おはよう!早く起きすぎたからお弁当作る(^^)】
まだ既読にはならないから起きていないからなのかもしくはもう走りに行っているからなのか…
お弁当を作り終えて着替えてメイクをしようとするとスマホがピロンと鳴った。
【弁当?!俺も食いたい。】
え?食べたいって忙しいから食べられないってことがよくあると言っていたのに?!
【今度作ろうか?】送信
ピロン
【今日食いたい。】
今日?!適当にしか作らなかったから今日は嫌だなぁ…
ピロン
【後で取りに行く。7時半にこっち出る。駅まで送るから家にいろ】
え?本当に取りに来るの?!
お弁当箱あったかなぁ…
探してみると可愛らしいお弁当箱しかなくて仕方ないからそれに詰めてメイクをし終えるともうそろそろ来る頃だと思い外に出ていくと前から黒塗りのベンツがやってきた。

