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蝶々と甘い蜜。
第5章 嫉妬で狂ったセックス
福田さんがエントランスに入ろうとする三島に声をかけてきた。
私は、福田さんが私と三島の関係をどう思うか
会社でどういわれるかを思うと福田さんの顔は見れなかった。


「君も一緒に来るか?」


「……え?」


「結衣に下心があるんだろう?」


「それは……っ」


「首元のものを君も見ただろう。私たちの関係を言いたければ周りに言えばいい。ただ、その時は結衣は君の前に二度と現れない。」


首元のもの…?
何だったか一瞬わからなかったけど
キスマークがついていたことに気が付いた。
だから、余計に福田さんの手が震えていたのかもしれない。


「宮園さん!俺誰にも言わないから!だから――」



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