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蝶々と甘い蜜。
第10章 切ない想い
あれから一週間
仕事の引き継ぎでバタバタしてあっという間に月日が流れた
福田さんとも会社では会うが外で会うことはなかった。
というのも、お互い仕事が忙しくて毎日帰っては寝る生活だったからだ。
“ピンポーン”
「はい……」
本当は疲れていて誰とも会いたくなかったが、どうしても早くこの人に会いたかった。
「失礼いたします。」
「お久しぶりです。甲斐さん。」
「遅くなり申し訳ございません。」
「いえ、こちらこそお忙しいのに我儘言ってすいません。どうぞ、中へ。」
「いえ、私はこちらで。」
「ごめんなさい、甲斐さんに手伝ってもらいたいんです。」
「手伝う……?」
「どうぞ。」
甲斐が申し訳なさそうな表情をしながら部屋の中へと入っていく。
「これは……」
仕事の引き継ぎでバタバタしてあっという間に月日が流れた
福田さんとも会社では会うが外で会うことはなかった。
というのも、お互い仕事が忙しくて毎日帰っては寝る生活だったからだ。
“ピンポーン”
「はい……」
本当は疲れていて誰とも会いたくなかったが、どうしても早くこの人に会いたかった。
「失礼いたします。」
「お久しぶりです。甲斐さん。」
「遅くなり申し訳ございません。」
「いえ、こちらこそお忙しいのに我儘言ってすいません。どうぞ、中へ。」
「いえ、私はこちらで。」
「ごめんなさい、甲斐さんに手伝ってもらいたいんです。」
「手伝う……?」
「どうぞ。」
甲斐が申し訳なさそうな表情をしながら部屋の中へと入っていく。
「これは……」