この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
蝶々と甘い蜜。
第11章 青いバラ
「ううっ……っ……」
気付いたら両手で力いっぱい三島を抱きしめていた。
三島も痛いぐらい力強く抱きしめてくれた。
「会いたかった……本当はすっごく会いたかった。だけど怖かった……」
「済まなかった結衣……長い間ごめん。」
「結衣、こっちへ来て。」
三島に言われるがままに車に乗り降りると着いたのは
逢瀬をかわしていたマンション
「このマンション……」
実は以前住んでいた県の隣に引っ越していたので
車ではすぐいける距離だった
「さぁ、結衣。」
「三島さん、あの……」
また、繰り返すの?
名もない関係をこのまま繰り返してしまうのだろうか。
「待ってください、私……」
気付いたら両手で力いっぱい三島を抱きしめていた。
三島も痛いぐらい力強く抱きしめてくれた。
「会いたかった……本当はすっごく会いたかった。だけど怖かった……」
「済まなかった結衣……長い間ごめん。」
「結衣、こっちへ来て。」
三島に言われるがままに車に乗り降りると着いたのは
逢瀬をかわしていたマンション
「このマンション……」
実は以前住んでいた県の隣に引っ越していたので
車ではすぐいける距離だった
「さぁ、結衣。」
「三島さん、あの……」
また、繰り返すの?
名もない関係をこのまま繰り返してしまうのだろうか。
「待ってください、私……」