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蝶々と甘い蜜。
第2章 契約
「甲斐さんは最初から私を…?」
「左様です。あなたのお友達のお客さんにいい話をあげて、あなたを連れてくるようにしてもらいました。そしたら、あなたが会場に現れた。もう会場にさえいてくれれば、取締役があなたを選ぶことは分かっていましたから。」
「選ばれても……困ります。だって、愛さないけどカラダだけ貸せということですよね?そんなの……」
「……でも一生遊んで暮らせるお金が手に入るのです。あなたのことを羨ましく思う人はたくさんこの世の中にいます。しかも抱かれる相手はあの三島グループの代表取締役ですから。」
「お金より……」
「お金より愛がほしいですか?……まぁ、惚れてしまうのは仕方ないですが。」
「惚れてなんて……ッ」
まだ三島とは一回しか会っていない。
だからこそ、今なら引き返せれる。
だって、三島は私のことを愛さないと宣言しているのだから……。
「左様です。あなたのお友達のお客さんにいい話をあげて、あなたを連れてくるようにしてもらいました。そしたら、あなたが会場に現れた。もう会場にさえいてくれれば、取締役があなたを選ぶことは分かっていましたから。」
「選ばれても……困ります。だって、愛さないけどカラダだけ貸せということですよね?そんなの……」
「……でも一生遊んで暮らせるお金が手に入るのです。あなたのことを羨ましく思う人はたくさんこの世の中にいます。しかも抱かれる相手はあの三島グループの代表取締役ですから。」
「お金より……」
「お金より愛がほしいですか?……まぁ、惚れてしまうのは仕方ないですが。」
「惚れてなんて……ッ」
まだ三島とは一回しか会っていない。
だからこそ、今なら引き返せれる。
だって、三島は私のことを愛さないと宣言しているのだから……。