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蝶々と甘い蜜。
第4章 蜜が欲しくなる
「よく来てくれたね、結衣。」
大学が終わって連れてこられたのは
高級マンションの一室。
ただ、建物は高級だけど、
高級マンションならではの高そうな家具は一切ない。
ベッドしかない。
「ここに住んでいるんですか?」
「いや…ここは結衣との部屋として借りたんだ。」
ベッドしかない、その光景が余計にカラダだけの関係という現実を突き付けられた。
そういう契約だけど
この男には私のことはカラダしか見えていないのだろう。
「君は本当に思っていることが顔に出るね。」
「え…すいません。」
「いや…わかりやすくていい。確かにこの部屋はベッドしかない。セックスをするためだけの部屋だ。だけど、家具とかがない理由は他にもある。」
「どんな理由があるんですか?」
大学が終わって連れてこられたのは
高級マンションの一室。
ただ、建物は高級だけど、
高級マンションならではの高そうな家具は一切ない。
ベッドしかない。
「ここに住んでいるんですか?」
「いや…ここは結衣との部屋として借りたんだ。」
ベッドしかない、その光景が余計にカラダだけの関係という現実を突き付けられた。
そういう契約だけど
この男には私のことはカラダしか見えていないのだろう。
「君は本当に思っていることが顔に出るね。」
「え…すいません。」
「いや…わかりやすくていい。確かにこの部屋はベッドしかない。セックスをするためだけの部屋だ。だけど、家具とかがない理由は他にもある。」
「どんな理由があるんですか?」