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蝶々と甘い蜜。
第5章 嫉妬で狂ったセックス
「宮園さんがこういう飲み会に来るなんて歓迎会以来じゃないですか?」
同じ職場で毎日顔を合わせているというのに
名前が分からないけど
男性職員にそういわれてそうかもしれないと思った。
別に会社の人が嫌いというわけじゃない。
だけど、私はいつの間にか、三島だけの世界に染まってしまっていた。
三島以外の男の人と出会ってはいるものの
その機会を逃していてばかりだった。
仕事が終わったらいつも考えているのは三島のことばかりだったから。
「居酒屋に来るのも、歓迎会以来です。」
こうやって外でお酒を飲むこともほとんどしない。
そう考えると私ってつまらない人生を自分で送ってきたんだな……。
「宮園さん仕事辞めるって結婚するんですか?」
「え……?」
同じ職場で毎日顔を合わせているというのに
名前が分からないけど
男性職員にそういわれてそうかもしれないと思った。
別に会社の人が嫌いというわけじゃない。
だけど、私はいつの間にか、三島だけの世界に染まってしまっていた。
三島以外の男の人と出会ってはいるものの
その機会を逃していてばかりだった。
仕事が終わったらいつも考えているのは三島のことばかりだったから。
「居酒屋に来るのも、歓迎会以来です。」
こうやって外でお酒を飲むこともほとんどしない。
そう考えると私ってつまらない人生を自分で送ってきたんだな……。
「宮園さん仕事辞めるって結婚するんですか?」
「え……?」