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ソレは、そっと降り積もる・・・。
第18章 障害物狂想曲━ インセンシブルメンテ ━
「なん、だ・・・・・・?」
彼女の状態報告を兼ねた休憩から病室に戻ってみるとなにやら騒がしい。1番奥から看護師が走って来る。
「なにか、ありましたか?」
「ああ、珱月さんの護衛の方ですよね?」
「そうですが、どうかしましたか?」
「珱月さんと護衛の方が大変です。」
「え??」
「お2人ともケガをなさってまして・・・」
「ケガを?」
「はい。」
「っ!?」
走って病室へと向かう。
「珱月さまっ!!」
「待って下さい。先生の診察の後に面会をお願いします。」
病室では、先に居た看護師に入室を断られた。
「そんなに、悪いのですか?」
「大丈夫ですから、お待ち下さい。」
追い出されるようにドアを閉められた。仕方なくケガをしたという護衛の所に向かうことにした、