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ソレは、そっと降り積もる・・・。
第20章  ソレは、伝説の・・・
  



 こうしてランデルージュでは、〝黒髪の乙女〟が幸運の象徴として語り継がれることになった。
 今の重臣のほとんどがこの王女の夫となった兵士と血縁関係にあったとされている。


 こんな昔話があってだから重臣たちには、効果ありだと思ったんだ。」


 彼の口から訊かされた話しは、まるでファンタジーのようだった。


「すごい、お話し・・ですね。」


「馬鹿馬鹿しいだろう?」


「素敵なお話です。そうだったんですね〝黒髪の乙女〟は、王さまに恋をして王さまの大切な国を守りたいって思ったんですね。」


「珱月もこう言う話しが好きなのか?」


「一途に、命までかけられるなんて凄いです。今どきの人や男の人は、〝重い〟って言うんでしょうけどね。でも1番になれなくても守ってるのは、私って。すごいアピールですよ。」


  
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