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ソレは、そっと降り積もる・・・。
第20章  ソレは、伝説の・・・
  


 自分でもこんな感情が沸き上がるなんて思いもしなかった。


「そうか。だったら、一緒に戦ってくれるか?」


「え・・・・・・??」


「これからもっと妨害される。君と俺は、相応しくないって大勢が騒ぎ出す。前のようにここに一族が押し寄せるかもしれない。それでも俺は、君を。珱月を選んだ。
 だから、一緒に戦ってくれ。」


 彼のエメラルドの瞳がギラッと輝いた。


「もちろん。もちろんです・・・。私もあなたを。ジュリアスさんを選びました。」


 真っ直ぐ言葉を返した。


「珱月・・・・・・っ」


「ジュリ、アス・・・さっンン・・・・・・ッ」


 抱き締められて唇が重なった。彼の背中に腕を回して受け入れる。



 ソレって、必然・・・ですか?


  
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