この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ソレは、そっと降り積もる・・・。
第23章  宿り木の下で偽りの口付けを
  


 まさか本人がお出ましだとは、思いもしなかった。しかしこうして目の前にしてみると育ちの良さがよく判る。
 品のいい服装に身のこなし。お茶を飲む仕草一つも優雅と言える。


「それで・・・ジュリアスさんがそちらでお休み、とは?」


「ああ、そうね。その話しを先にしなくてはね。」


 そう言って彼女がガサゴソと荷物の中から小さなビデオカメラ取り出してテーブルに置いた。


「あの、これ・・・は?」


「この中に答えが入っているから持って来たのよ。ご覧になる?」


「は、い・・・」


 中身がなんなのかが不安ではあったが見ないことには、始まらない気がして頷いてしまった。


「あなたは、案外と気概《キガイ》があるのね。」


「え?」


「普通は、私を追い返したり2人きりになんてならないわ。あなたを少し見誤っていたかも知れないわね。」


  
/390ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ