この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ソレは、そっと降り積もる・・・。
第25章  想い合うと云うこと
  


「そうでしたか・・・。それなのに私を選んで下さったんですね、ジュリアスさんは。」


「そんな大層なことじゃない。
(俺は、俺の決められたレールに乗りたくなくって君を攫《サラ》った。それなのに・・・)」


 彼女の優しさが愛おしい。


「珱月・・・・・・君を好きになってよかったよ。」


「ふふ、光栄です。私も初恋がこんな素敵な方で倖せです。」


「珱月に言っておきたいことがある。」


「はい、なんでしょう。」


 彼女の背中に回す腕にギュッと力を込める。


「これからやっぱり厄介ごとが・・・多くなる。珱月を傷付けたくなくってもきっと周りから色々とされると思う。それでも俺を信じて俺だけ見つめて付いて来て欲しい・・・。」


 本当にこれからも邪魔も反対も攻撃も様々行われるだろう。ミエリアがこれくらいで引き下がるとも思えない。


  
/390ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ