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ソレは、そっと降り積もる・・・。
第26章  ヒナギクの禁忌
  


「今日は・・・・・・用事がないのか?」


「あります。」


「おい、先に言えよ。」


「いいんです。お昼からサロンに顔を出すだけですから。」


「〝出すだけ〟・・・って。」


「サロンも最近は、頭の弱い子たちの集まりのです。」


「〝頭の悪い〟・・・?」


「ええ。下らない噂話しするの。」


「いやいや。元々サロンは、そう言う場所だろ?」


「ええ、そうね。でもなんの役にも立たない〝噂話し〟しかしないのは、サロンの役割を果たしていないのと同じじゃないかしら。
 元々サロンは、女たちの情報交換の為のものだわ。得た話しの中で家に・夫に得のある情報を伝えて自分たちの価値を高めるべきなのに。
 それがただの〝噂話し〟なら意味がないわ。守ったり、出世したり出来ないじゃない。」


  
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