この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ソレは、そっと降り積もる・・・。
第27章  降り注ぐアネモネ
  


「ジュリ、アスさん・・・?」


 エメラルドの瞳が揺れている。


「君だけなんだ。」


「(あ・・・・・・)」


 彼が求めているモノが判った。図らずも別の女性と関係してしまった自分を恥じている。
 そして心から謝罪してくれている。事件について2人で直接話し合った訳ではない。しかし彼の居た堪れなかったのだ。
 言及は、していないのにきちんと伝わる。


「私も。私もジュリアスさんだけです。初めて人を好きになったんです。私にも・・・あなただけ。」


 キスをして彼を抱き締める。幼子のように許しを乞うている彼が堪らない。
 最初に逢ったときとは、ずいぶんと印象が違っている気がする。それでもここまで求められてしまえば済し崩し的でも仕方ないと思える。
 自分は、彼が好きだ。


「珱月・・・」


「いいですよ。」


  
/390ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ