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ソレは、そっと降り積もる・・・。
第30章 クチナシの薫り
「あっ、ジュリアス・・・さっ」
彼の牡に口を付けて奉仕しようとしているのに秘部に先に舌を這わされて動きが止まってしまった。
「どうした?コレも〝行為の一部〟・・・だぞ。」
「判って、います・・・ケド。」
彼に〝行為を学びたい〟と言ったのは、自分だ。しかし自分がいかにそう言ったことに〝無知〟だったのだと思い知らされていた。
「俺もちゃんと返してやるから。珱月もちゃんとシテくれ。」
「わ、かりました。」
返事をして彼の牡に口を付ける。頭と足を反対して寝転がっての奉仕は、緊張と言うか・・・なんと言うのか・・・・・・胸が高鳴って仕方がない。
ぴちゃ ぴちゅ 竿をそっと握って舌を這わせる。まだまだ慣れない行為だが舌を這わせると牡が微かに奮える。ソレが可愛く思えて彼の顔が見えないことも手伝ってなんだかスイッチが入った。