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ソレは、そっと降り積もる・・・。
第34章 肉欲の誓い
「判っております。内偵を重ね本日捕らえてございます。」
「よくやった。
相手は、貴族令嬢だ。扱いに失礼がないようにしてくれ。」
「判っております。隊長には・・・・・・」
「まだ、話さなくていい。彼女のことは、お前に任せる。今度こそ、抜かるなよ。」
「はいっ、陛下っ!!」
国王との密約は、どこまででも・・・。
》 》
「ジュリアスさん、おはようございます。」
「ん・・・・・・っ、珱月?」
「起きて下さい。ロイさんが起こしに来てます。」
「ああ、おはよう。」
彼女を抱き締めてキスを送る。
「今日も仕事だ。」
「ええ。両親のことは、任せて下さい。」
「大丈夫か?」
「はい。私が欲しいのは、あなたですから。」
「ああ、俺もだ。」
キスを送る。
この想いに終わりは、ない。