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不器用な夫
第12章 勃起
たかがコーヒーでハコの朝食を妨げたくない。
僕の意図に反してハコが席を立つ。
「ハコがやる…。」
「いいからハコは朝ご飯を食べなさい。」
「やだ…、ハコがやるの…。」
妻としての自信が欲しいハコを感じる。
とはいえ、やり直したコーヒーはもうお湯を注ぐだけの状況にハコの必要を感じない。
「なら…、ハコにはお仕置きだ。」
僕のハコを背後から抱き締める。
「お仕置き?」
「そうお仕置き…。」
エプロンの中にあるハコのシャツを捲りブラジャーのホックを外す。
「ちょっと…、やだぁ…、要さんっ!」
ジタバタとするハコの胸を揉んでやる。
ハコが苦手な両方をしっかりと握り、乳首までキュッと摘みながら揉みしだく。
「あんっ…、それ…、あんっあんっ!ダメぇ…。」
くねくねと身体を僕に預けながら悶える。
「これはお仕置き…、明日からはちゃんと僕のコーヒーを入れてくれよ。」
「あんっ!」
コーヒーが出来上がるまでの僅か3分を僕は乳首を弄り楽しんだ。
「酷い!要さんっ!」
ハコが服の乱れを戻しながら睨んで来る。
その瞳が嬉しそうな輝きを見せてるから少しホッとする。
夕べの事を気にするハコだから1日中、僕に気を遣う勢いだ。
些細なおふざけかもしれないがハコに妻としての自信を持たせたかった。
僕が可愛がるのはハコだけなのだと…。
「言ったでしょ?僕はおっぱい星人ですよ?」
入れ直したコーヒーを飲み、しれっと答える。
ハコがケラケラと笑ってくれる。
「今日は何をするの?まさかまだ古典の勉強?」
不安そうなハコ。
試験前だから勉強は当たり前です。
とは言い辛い。