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不器用な夫
第14章 捻挫
閑静な住宅地…。
人通りなどほとんどない。
しかも日が暮れて辺りは薄暗くなっている。
「ほら…、先生…。もう充分に大人でしょ?」
果歩が僕の手をハンドルから離し自分の豊満な乳房を握らせる。
大きな胸はハコよりも柔らかく乳輪も乳首も大きのだとくだらない事を考える。
その胸を揉んでやる。
「僕にどうされたいって?僕に弄ばれたいって言うが僕の子供を妊娠出来る自信があるのか?」
果歩が可哀想だとは思う。
だが、自分勝手な哀しみを僕にぶつける果歩に苛立ちすら感じる。
「先生…、あんっ…。」
乱暴に果歩の乳首を指で握り潰す。
ギリギリと握るたびに果歩が顔を赤らめて身体を震わせる。
「こんな風にされて嬉しいのか?三浦君は嬉しくても僕はちっとも嬉しくない。」
僕の股間は完全に萎えたままだ。
「ああっ…、先生…。」
「その程度じゃ、国松の妻にはなれないんだよ。」
乳首を甚振られて1人で悶えて悦ぶ果歩に何も感じはしない。
「お願い…、先生…、何でもします。貴方の奴隷にでも何にでもなります。だから…、私を…。」
救って欲しい。
それは無理な願いだ。
果歩の欲望を感じれば感じるほど僕の気持ちは冷めていく。
ギリリッと大きな乳首を捻り上げる。
「アンッ!先生っ!先生っ!」
果歩が僕の股間に触れる。
全く勃起を見せる事がない僕の性器にやっと果歩が気付いた。
「先生…?」
「見ての通りだ…、諦めろ…。」
果歩が綺麗な顔を歪める。
「そんなに私が嫌ですか?そんなに奥さんの方が良いのですか?」
一方的な悔しさと怒りを露わにする果歩が何故か綺麗だと感じる。